新年あけましておめでとうございます。令和の時代になって初めての新年を皆様と共にお迎え出来ますこと誠に慶賀に存じます。

 平素は本購買センターの運営にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。皆様のご厚情にこの誌面をお借りして深く感謝申し上げます。

 昨年来、私どもの大きな懸念材料の一つに米中貿易摩擦があげられます。単なる経済摩擦から安全保障の国の根幹に関わる問題、香港での人権問題まで波及するにあたり、問題の終息が見通せない状況になってきています。特に製造業での不透明感が懸念されるところです。

 それと並行して企業の人手不足感も引き続き継続していると言われています。働き方改革と相まって、各組合員様におかれましては色々とご苦労をされておられるのではないでしょうか。これらの諸課題克服にたいして、企業の活動にどのような影響が及ぶのか注意深く見てまいりたいと存じます。

本年度の活動方針も組合員様に寄り添い活動をしてまいります。お手本となるのは「近江商人の三方よし」:売り手よし 買い手よし 世間よし」です。売り手も満足し、買い手も満足し、そしてその商売が世の中の役に立つという商売の在り方を念頭に置いて行きます。

 今年は待ちに待った「オリンピックイヤー」がついにやってきました。昨年のラグビーワールドカップの日本中が湧きに沸いたあの熱狂を再び味わうことが出来るのかと思うと、今からワクワク感が止まりません。東京オリンピック・パラリンピックが、今のもやもや感のある景気を払しょくして欲しいところです。

 西日本プラスチック購買センターの活動は単独では十二分には発揮出来ませんが、西日本プラスチック製品工業協会はじめ諸団体と連携強化に努めて、より力を傾注してまいりますので、ご支援を切にお願い申し上げます。

 結びに皆々様のご健勝・弥栄をご祈念申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

 

協同組合西日本プラスチック購買センター

理事長  宮本 研二