高速道路での落下物にご注意ください

 NEXCO西日本によると2017年度に管内で発生した落下物は約119,000件であり、1日あたりに換算すると約330件になるそうです。落下物の種類で最も多いのはプラスチック・ビニール・布類(約33%)で、タイヤ等の自動車部品類(約11%)、角材やベニヤなどの木材類(約10%)と次いでおります。

 

●落下物を防止するために

 高速道路の落下物は落とし主だけの問題でなく、後続車の事故や渋滞の原因になる可能性があります。落とし主には違反点数が2点付され、反則金9,000円(普通車)が課されます。また第三者に損害を与えた場合には、落とし主が賠償責任を負うことになります。積載物を落下させないようには、ロープ等でしっかり固定することや、シートで積み荷を覆うこと、重さが均等になるように積載すること等が挙げられています。またスピードの出しすぎや急ブレーキも落下物発生の原因になる可能性があります。

 

●落下物にぶつかったとき・みつけたとき

 高速道路走行中に落下物とぶつかってしまい、やむをえず停車するときは、非常駐車帯を利用に、自分や同乗者の安全にくれぐれもご注意したうえで非常電話などから通報してください。

また、落下物を発見したときや、自分が何かを落としてしまったときには道路緊急ダイヤル(#9910)に通報してください。落下物の通報があれば、高速道路会社から道路情報板やVICSなどでの情報提供が行われ、交通管理隊が落下物の回収に向かいます。

 

※高速道路上での落下物についての詳しい情報は各高速道路会社HPなどをご確認ください。